2015年6月24日水曜日

入梅イワシ

沼津産の片口イワシが入荷しました~♪
今だと一番美味しい入梅イワシですね!
うさぎではタパスでヴィネガー漬け、生でお出ししてます。

この片口イワシのファンの方がとっても多いんです。
ありがとうございます(*^人^*)
主なところでマイワシ、うるめイワシとありますが、イワシの中でも生では片口イワシが
最も美味しいと言われています。
その分傷みも早いんですが(>_<)
因みに・・・マイワシとうるめイワシはニシン科、片口はカタクチイワシ科です。
ご存知でしたか?片口イワシだけ特別扱い(笑)

オイルサーディンは主にマイワシやうるめが多いです。
ちょっと似ているアンチョビは片口がほとんど。
そして私が自宅で常備している(笑)ちりめん山椒、こちらは片口が主に使われています。
いわゆるちりめんじゃこ♪片口イワシの稚魚、しらすですね。
ちりめん自体もサラダに使ったりと美味しいですが、ちりめん山椒はご飯にかけて
食べるのが大好き!
初めて知ったのは懐石料理屋さんでしたが、今では安価で色んな種類がどこでも
手に入るようになりました。ホント助かってます。

さてさて、なぜ片口と呼ばれるのか・・・?
見てそのまんまです(笑)
片口イワシは小さな体の割に、目がとっても大きく意外とカワイイ顔♪
口は頭のかなり下、上顎は前に長く突き出ています。
この上顎は動きません。(大抵の魚はそうですね)
そしてその下にある下顎、とっても小さいのに目の後ろまで大きく開きます。
これは泳ぎながら口を大きく開けてプランクトンを食べる為。
こんなに大きく開くのに、見た目はまるで上顎だけで下顎がないみたい=片方の口しかない
ように見えるからって事で片口いわしなんです(^_^)v

魚を捌いた事がある方、魚の口を開いた事
ありませんか?
スタッフもたまにやってますが、片口イワシの口は
確かにデカイですね♪



大量の小さな片口イワシ、苦戦するのはやっぱり量(^_^;)
小さいし大量に仕込むのは、時間との勝負です。
もともと片口は傷みやすい上に生で提供しているので、スピーディにやらないと鮮度も落ちちゃうし。
漬け込み時間もほんの僅かにして、片口本来の味わいを活かしてます。
とっても新鮮な片口イワシのマリネ、ワインビネガーでさっぱりと仕上げてます。
ぜひ一度お試しくださいね♪